純手打そば奥村本店について
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純手打そば奥村本店の歴史
創業360余年の歴史あるそば屋「奥村本店」
江戸時代寛文年間。四代将軍徳川家綱の時代、長野県南佐久郡川上村御所平の名主・由井家から新七と父兄三人が年貢に苦しむ村人のため、江戸へ直訴に行きました。死罪を覚悟していたため、途中、新七を甲府に残し、自分たちが死んでも、生活してけるようにと、そば屋を開き、山奥の村から来たので、店の名前を『奥村』にしたと伝えられています。
また、山梨県内には『奥』の名前がつくそば店が多くみられます。この『奥』の付くそば店は、当『奥村本店』からの、のれん分けで県内に広まって行きました。奥村本店は、分店を出さず、すべてをのれん分け制度にし、今日に至っております。
なぜ分店を出さないのかと申しますと、各分店によって『味』に違いが出ることから、のれん分け制度にしたと伝えられています。そのため『奥』の名を持つそば店の総本店の意味での『奥村本店』でございます。
今日の当主は、初代の新七から数えて十六代目が務めております。創業時より受け継がれてきたそばの味を是非ご賞味ください。
十六代目当主 由井 新二
こだわり
そば
国産の最上級石臼挽そば粉を使用し、新そばの9月中旬より11月までは、国産そば粉10につなぎの小麦粉1の比率で打つ「外一そば」を提供させていただいております。
そば粉のみの十割そばは、当店においては生粋のそばという意味で「生粉打ちそば」と申します。こちらは、1日限定10食で1年を通してご用意しております。
茹でた後はしっかりとそばが締まるように、そばを洗う水は冷水機で冷やしたものを使っています。
また、「そばつゆ」に至っても添加物は一切使用せず、国産最上級の高知県産の本節と宗田節、北海道産の昆布を使用した香り高いつゆに仕上げています。
とりもつ・いりとり
江戸時代より伝わるお品書きの中に「いりとり(炒り鳥)」がございます。この「いりとり」の技法を元に、奥村本店独自の鶏のもつ煮「とりもつ」が生まれました。
江戸時代寛文年間から代々受け継がれてきた「かえし」を元につくり上げたタレを使用した「とりもつ」は当店の看板メニューの1つです。また元祖「いりとり」もお召し上がりいただけます。是非ご賞味ください。
かつ丼
明治30年ころ「5代目由井新兵衛」が東京へでかけた際にカツレツを食べ、感動してメニューに取り入れようとしましたが、当時出前が主流だったそば店では器がひとつで済む丼物が中心だったため、キャベツの上に揚げたてのトンカツをのせ、ソースでお召し上がる「かつ丼」が誕生したと伝えられています。
今日、食されている山梨県のかつ丼は、こうして当店で生まれ広まりました。
※かつを玉子でとじたかつ丼は、当店や甲府では「煮かつ丼」としてメニューにございます。
店舗概要
店名 | 純手打そば奥村本店 |
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代表 | 十六代目当主 由井 新二 |
所在地 | 〒400-0032 山梨県甲府市中央四丁目八番十六号 |
TEL | 055-233-3340055-233-3340 |
FAX | 055-232-7667 |
営業時間 | 11:30~21:00 (日曜日・祝日/11:30~20:00) |
定休日 | 毎週水曜日 |
席数 | 70席 |
お支払い方法 | 現金 クレジットカード(VISA・MasterCard・JCB・AmericanExpress・Diners・銀聯) 電子マネー(WAON・nanaco・iD・楽天Edy) |
アクセス
JR身延線「金手駅」より徒歩15分
駐車場:有り(3台)契約駐車場・周辺の有料駐車場は1時間分サービス